ご感想をいただいたので、許可をいただいて掲載します。
ご感想をいただいたので許可をいただいたうえ掲載いたします。
ILCセッションを受けて。
まさか初対面の方の前で、しかも初めて受けてみたセッションで、自分が泣くとは思ってもみなくて、それがまずびっくりでした。
昨日、たまたまTV をつけてJINの再放送を観た時に急に浮かんできた、父の容態が変わる前に言っていた「死にゃぁせん」の言葉。その言葉を思い出した時、久しぶりに泣きました。
そして、今日、そのこととリンクするようなセッションの内容でした。
きっと、セッションを申し込んだ時からもう始まっていたんだと思います。嫌で嫌で仕方がなかった家業。
ずっと逃げ出したくって、海外なら誰も追っては来れないだろうと逃亡し(笑)でも、今これを書きながら、急に思い出したのですが(!)留学先から一時帰国してまたロンドンへ向かう際、関空まで送ってくれた父の前で、号泣してしまったのです。
そんな私を見て、父は「向こうでの暮らしがツライならいつでも帰ってきたらええからな」とぼっそっと言ったのです。
(嫁入りか!)と、心ではツッコミつつ(笑)けれど涙は止まらず。
確かに海外で勉強しながらの初めての暮らしは慣れないことばかりで大変だったのですが、あんなに逃げ出したかった父との別れで、なぜそんなに悲しいのかが自分でも分かりませんでした。
最初の渡航の際は、全く悲しくなく、むしろ送って行くと言って聞かなかった父に「ついてこなくていい!」と言ってほぼ喧嘩になったくらいだったので。
その時のやりとりで、あまりにも私が見送りにこようとする父を拒否るので、最後は怒りながらも「見送りたいねん!」といっていたあれは本心だったんだなーと、今はそう思います。
今、これを書きながらもなぜか涙が止まらなくなります。
今日のセッションでの「かわいかったから」は、びっくりもしたし、照れ臭くもあり、でもとても嬉しかった。
弟がよく私の事を、長男、と呼ぶように、父も、私が男だったら良かったと思っていたんだろうなーと感じながら生きてきたので、その言葉は私を女の子にしてくれました。
そしてまた今、別の事を思い出しました。
私が幼かった頃、3歳くらいかな、まだ弟が生まれる前、父と手を繋いでよく銭湯に行っていた事。
とにかく優しくてとても可愛がってくれていた事。
弟が生まれてから急に厳しくなっていったんだなーと。
そうか、やっぱり父は私を女の子として可愛かったんだと今、やっと感じられました。
亡くなる少し前、その日は父の体調がすこぶる良く、まだ肌寒い日だったのですが、お天気が良かったので、病院のお庭を2人で手を繋いで散歩したこと。
ベンチに座って少し話をしたこと。
その時不思議な事に私達以外誰もいなかった事。
そのあと、病院の喫茶店で紅茶を飲んだこと。
その事は時々思い出していて、セッション中もお話ししたように、父と手を繋いだ記憶がほぼなく、容態急変前にそれができたのは、私へのギフトだったんだなーと思っていました。
臨終の時も、私が駆け付けて5分くらいで息を引き取りました。
私を待っていたんだと思いました。
亡くなった後も、自分のイベント(四十九日、一周忌等々)に関する日の前日か当日は必ず夢に現れて文句を言うので喧嘩になると言う不思議なこともあり。
ほとんどの親子もそうなのでしょうが、私達父娘には壮大過ぎるドラマがあったようです。
感想を書きながらどんどん浮かんできます。おそらく本が書けそうなくらい(笑)
あまりに涙が出て感想がかけなくなりそうだったので、休憩がてら少し間をあけようと、音楽を聴いていた時、私は父と相思相愛だったんだと急に分かりました。
愛情表現が上手く出来ない不器用な似た者同士の父娘だったけれど、本当は相思相愛だったんだと。
そのあと、また少しして「(それで)いいんだよ」と誰かに言われたような感じになりました。
心配性で、ずっと誰かの心配ばかりしてきた父。
同じような心配性な私。
心配というワードが私をずっと引き止めていたんだと分かり、父に「私たちはもう大丈夫だから」と言ったけれど、あれはきっと私自身にも言った言葉なんだと思います。
セッションの後、胸のあたりが暖かくなり、ずっと温泉に漬かっているかのような、ホワーンとした感じが続いています。
そしてこの3年ほどは思い出すことがあまりなかった父との事が相馬等のように浮かんできます。
亡くなった人と話せて、しかもすぐに何を伝えたいのかも感じられる。
とても面白い出来事でした。
そしてそれは誰もが経験出来るんだと今日の体験で確信しました。
今飼っている、うちの猫とも早速やってみようと思っています。仕事のことは、疲れ果ててしまって、もう本当にこのまま何もしないでのんびり生きて行こうと思っていました。
貯金もいつかは底をつくけれど、1人だし、なんとなるかーとも。
でも、セッションで、「そうか!わたし、そういうやり方でやろうとしてるんだー!」と気づき、それもちょっと驚きました。
まだまだ具体的には何も浮かびませんが、未来に活気が出ました(笑)
全くまとまらず、長文になってしまいました
そして最後になってしまいましたが、大事な事をお伝えしないと。
おぜっきーさん、今日は本当にありがとうございました。
忘れられない日になりました。
忙しさや、体調不良で、ずっと置き去りにしてきた、私自身の事を掘り起こすことができました。ようやくです。
きっと、また、ここから、なんだと感じています。
ずっと泣きっぱなしで、明日の自分の目の晴れを思うと恐怖ですが(笑)ずっと根底にあった感情に光があたり、具体的に方向性を見出せた感じがしています。
おそらくこれは恋愛のこととも密に繋がっているなーとも感じています。(父娘ですしね)
いろんな意味で楽しみです。
とても丁寧にちゃんと心を傾けていただいたことも感動しました。
本当に有難うございました。