開業してから3年経つころには、「整体院」と「経営」というものの矛盾というか、両者に相容れないものがあることを感じ、なんとかその違和感を解消する道はないかと模索していた。
そして、2014年くらいからは徐々に施術の回数を減らしていった。
それと同時に「あるモノ」を開発していた。
それが「お気楽セッション」である。
このセッションは「痛み」を取ることを目標とせず、こころやからだを楽にし、かつ
「人生でほんとうにやりたいことを見つける」
「じぶんに自信をもって生きること」
「今より気楽に安心して生きること」
をなどを目標にしたセッションであった。
2014年に、タッピングという即効的心理療法を学んでから、
「こころからからだを回復させたり」
「からだからこころを回復させたり」
ということが、非常に面白くなっていた。
それをカタチにしたのが「お気楽セッション」であった。
このセッションは、好評をいただき、
「モテすぎて困るようになった」
「大きなトラウマが外れた」
「整体を受けなくても腰痛が出なくなった」
などのたくさんの喜びの声をいただいた。
(他の成果や変化などについてはコチラに詳しく載せてあります。)
お気楽セッションは、その後、ぼくの「心身哲学」の深まりとともに、
「心身解放セッション」「ハラ生き個人セッション」と名前を変えていった。
※現在は「ハラ問答」という名称も使用しています。
そしてセッションの回数を重ねるとともに、「お気楽の会」という、「こころとからだの哲学」を深めていく会を院内ではじめた。
当時は1回2時間1000円という激安の金額で開催していた。
その会を何度か開催したあと、「やはり連続講座でないと伝わるものもの伝わらない」と、月に1回、近くの公民館で行うことにした。
それが、外部の「ハコ」を借りた初めての体験だった。
しかし今にして思えば、まだまだお伝えする内容が定まっておらず、手探り状態だったので、それくらいの料金設定でよかったのかもしれない。
定員は6名としていたが、3,4名集まるのがやっとだった。
他にもニュースレターを作るなどして
「整体的考え方」
「東洋的あり方」
「からだの芯から元気になっていく方法」
などじぶんの経験を通じて学んだ「こころもからだもラクになる方法」なんとかお伝えしようと試みていた。
そして、いろいろな経験と試行錯誤を経て、2014年9月に
「インナーマッスル活性化」
というコンセプトで、ブログとメルマガを始めた。
それは「半年後に名古屋でセミナーを行う」という確固たる目的があって始めたものだった。
すると、そのブログは偶然にもヒットし、メルマガ読者さんが半年で1000名ほどになった。
そして、はじめての「インナーマッスル活性化セミナー」を、当初予定していた通り2015年3月、
名古屋駅近くの「ウィンクあいち」で行うことになったのであった。