ついに第1回目の「和の礼儀作法インストラクター養成講座」を行いました。

 

まずは親しいメンバー相手に、シークレットでおぜっきー宅にて開催。

 

 

からだを「ゆるめる」ことをしたあとは、「しめる」ことをしていきます。

 

それはつまり「身体の中心に力を集める」ということなのです。

 

言ってみれば「和の礼儀作法」というのは、ここが最大の眼目になります。

 

力がバラバラな状態で、バラバラに筋トレをしても身体は壊れていくだけです。

 

だからまずは「中心に力を集める」というコツを学んでいく。

 

そのコツが分かったら、それを鍛えればいいわけです。

 

そうしたら次は「中心がない」という状態を作っていきます。

 

宇宙に「中心」がないように、海や空に「中心」がないように、身体にも「中心」はありません。

 

そういう身体づくりをしていく。

 

まさに「陶冶する」(練って作り上げる)という感じです。

 

そういうことは一朝一夕では出来ない。

 

「正しく、繰り返す」

 

ということが、何よりも大事です。

 

 

ぼくらは、西洋的な身遣いが、身についてしまっているので、まずはその「クセ」を抜いてあげる必要があります。

 

からだの「クセ」を抜くために、「ゆるめる・細かくする・フラットにする」。

 

そこから新たに、「自然の力(重力)を借りられる身体」を育てるため、「中心に力を集める」。

 

そして「自然そのものになっていく」ために、「中心さえなくしていく」。

 

これが、ぼくの体感であり、考え方です。

 

そこに、強さと美しさを兼ね備えた「姿勢」が出来てきます。

 

「見た目に美しく(姿)、実際に強い、つまり痛めない(勢)」

 

日本式で育てていく「姿勢」は外面的な筋肉でつくった一時的な姿勢ではないので、どんどん進化していきます。

 

そして精神的・心理的な「自立」を生み出していきます。

 

 

こういった素晴らしい身体文化のサポーターとして、和服、和食、履き物、刀、茶道具などが開発されていきました。

 

それらは「正しく使わないと身体を痛める」という性質があるため、そこに「型」が生まれます。

 

そして「型にはめる」ことでクセを抜き、「中心に力を集める」ことを身に着けていったわけです。

 

 

「型にはめる」というと、つい堅苦しいものをイメージしがちですが、そうではないのです。

 

むしろ逆で「型にはめる」ことで、苦しみを生み出すエゴや「我」を制御し、人間としての本来的な「愉しみ」「よろこび」を享受できるようになるのです。

 

それをもって「霊性」というのだと思う。

 

人間というのは、動物のように奔放なままでは、実は苦しいのです。

 

 

たとえば「指」の微細な操作などは、人間を人間たらしめているものです。

 

だからこそ、「指」をいかに丁寧に使うかということが大事になってくる。

 

箸をきちんと持てるだけで気が通るのは、そういうことです。それが「作法」です。

 

イントラ養成講座では、そういうことにも言及していきます。

 

 

 

それから、ぼくの講座では「触れ合う」ということを大切にしています。

 

「肌」を合わせ触れ合うだけで、ヒトの身体はどんどん活性化していきます。

 

合気道は「2人ヨガ」と呼ばれることもありますが、瞑想でもなんでも、1人よりも複数のほうが効果が高いのです。

 

お坊さんが、大人数で読経するのも、その効果があるとされていますし、「集団での舞い」によって、場とヒトを調和させる仕組みもあります。

 

「ひとりで頑張る」よりも「みんなで楽しむ」ほうが効果が高いことを経験的に理解できる方も多いでしょう。

 

だからこそ、「触れ合い」ということを大切にしているのです。

 

 

そんな講座を受講してもらった結果、こんな感想をいただきました。

3月6日、7日とシークレット講座を受けて来た。

すっんごいメンバーであり、仲間と一緒に。

ものすごい奇跡が次から次へと…
まだ、私自身受け止められていない。


心と身体がバラバラに、なっているような感覚。
思考回路が、止まってしまっている。

 

今、ものすごい幸福感で包まれ、私は生まれてきてよかったんだ。
生きることを楽しんでいいんだ。

と、ただそれだけを感じている。

感じられるようになれた‼️

 

こんな気持ちになれたことに驚き、

そして、力を貸してしてくれた仲間、何よりも私を信じて、どんな私でも受け止めると、全力で応援するよ📣と。

 

今までも、何度も声をかけて励ましてもらっていた

けれど…
受け取っていたつもりになっていたことに気が付かされた。

 

どこかに、怖さ があって、受け取ることに慣れていなくて、風呂敷に包んで受け取っていた(笑)

 

しばらくは、この幸福感の中に包まれていたい。

私自身が、幸福感に満たされて、満たされて、溢れ出すまで、どっぷり浸かろうと思う

 

心からありがとう💕

言葉だと、うまい言葉が見つからない。

でも、それもわかってくれる仲間に出逢えた🍀

 

出逢えた奇跡

この奇跡を増やしていきたい🍀

川田恵さん(54)

 

こちらは川田恵さん(めぐさん)という、50代女性からのご感想です。

この1年で、本当に大きく変わられました。

 

つい50代というと「人生のまとめ」に入りがちですが、めぐさんは、まさにここから出発しようとアロマトリートメントサロンの開業準備中です。

 

こんなに美しいことがあるでしょうか?

 

ハラを活性化し、内側から変化が出てくると、じぶんの才能に気が付き、人生が啓いていきます。

 

古来より日本人がつむいできた「和のメソッド」の本懐は、ここにあると思います。

 

もちろん、身体も具体的に変化するので、こんな例もあります。

 

蹴りの脚の軽やかさ、伸び、体幹の安定感がぜんぜん違います。

 

たった1分ほど、「和の礼儀作法」を繰り返しただけです。

 

はっきりと「身体の能力」が、これまでよりも引き出されています。

 

 

このように「和の礼儀作法」の身体メソッドは、こころにもからだにも影響を与えていきます。

 

これらは、ぼくが考案したメソッドではありません。

 

日本に何百年も伝わっているものを編集しなおしただけです。

 

だからこそ「間違いのないものである」と言えるのです。

 

 

ぼくは、どうしてもこの幸福のための素晴らしき「和の身体文化」を自らが身に着け、伝えていきたいと思っています。

 

いま「和の身体文化」は、時代の流れのなかで失われつつあります。

 

それが、どれだけ勿体ないことか。

 

「ちょっとしたコツ」を知り、それを実践していくだけで、こころもからだも半永久的に進化していく。

 

それは「若さ」だけに価値を置きがちな、現代文化へのアンチテーゼでもあります。

 

 

「年を取ればとるほど素敵になっていく」。

 

それは「発酵」ということです。

 

つまり「時間と調和していく」ということ。

 

「アンチエイジング」が流行ですが、それは時間に逆らっているのです。

 

それよりも「からだを発酵させていく」、そういうコンセプトがあれば、年齢を重ねることが愉しくなります。

 

その文化こそが高齢者を自然と敬う文化、じぶんの先祖を敬う気持ちを生むのではないでしょうか。

 

 

「和の礼儀作法」は体操でも運動でもありません。

 

それは「文化」なのです。

 

つまり「才能ある人のためでなく、全員のためのもの」なのです。

 

 

だからこそ僕は、「和の礼儀作法」を「身体にコンプレックスのある人」にこそオススメしたい。

 

・からだが極端に小さい

・腹筋が一回もできない

・子供のころ、体育ができなかった

・っていうか、そもそも学校教育になじめなかった

・からだに自信がない

 

「和の礼儀作法」は、そういう方にこそピッタリなメソッドなんです。

 

そんなあなたが、

 

・じぶんを身体を好きになり

・じぶんの身体に自信が持て

・じぶんの身体を愛することができるようになる

 

もしかしたら「肩こりや腰痛が軽減する」ことよりも、そこにこそ価値があるかもしれません。

この3次元世界とつながっている「身体」にフォーカスすることで見えてくるものは多いです。

 

「考える」だけでなく、「目で見えるものーからだーを変えていく」ということ。

 

何歳からでもはじめられる、このからだへのアプローチを、ぜひ始めてみませんか?