ハラ生きをするということは、どういうことなのかを考えていたら、
「エゴに適切に対処する」
ということなんだと分かった。
ハラ生きじゃないというのは、
「エゴに振り回される」
「エゴに囚われる」
「エゴに苦しめられる。エゴが苦しむ」
ということだ。
悩みとは、メタ的に言えば
「エゴに適切に対処できない」
ということ。
そのように統一的に解釈するとき、ハラ生きとは何かが具体的に見えてくる。
ハラ生き的 エゴの対処法3選
そこで、どのようにエゴに対処していけばいいか。
じーーーーっと考えていたところ、ピタッとしっくりくる考え方が見つかった。
それを図にしたのがコチラ。
ここで言うエゴとは、「悩み」や「苦痛と感じる感情」「つらさ」などを指している。
では順番に解説してみよう。
1:無視する、認める、抱える。
エゴの対処法は、これを基本として考える。
エゴがある。
そこにあることを見る。認める。観察する。
けれども何もしない。
気が付くけれども、気にしない。
ある意味、無視する。
囚われない。
抱えていく。
すると、相手にしてもらえないエゴは、徐々に力を失っていく。
そのとき「ハラの欲求」すなわち直感が湧いてくる。
しかし、抱えていくには辛すぎるエゴもある。
そういう場合には、次の方法を取る。
2:クリアリングする
ハラ生き道には、多種多様なクリアリング技法がある。
クリアリングとは、
・カラダの「淀み」をスッキリさせること
・呼吸を正常化し、身体に満遍なく通すこと
・上虚下実の身体に戻すこと
・エネルギーを通すこと
・「からだの軸」を整えること
・ハラを活性化すること
・身体のゆがみを解消すること
・内側の筋肉が締まり、外側の筋肉がゆるむこと
です。
ボディがクリアリングされると、同時にエゴも減少していく。
エゴが減少してきて「抱えきれる質・量」になるまでボディをクリアリングする。
しかし、あまりにエゴが強烈な場合、たとえば劇的なショックを受けた場合などはクリアリングも効かない場合がある。
そういう場合には、次の方法を行う。
3:エゴの願いを叶える
ストレートに、エゴの願いを叶えてあげる。
たとえばケーキが食べたいならケーキを食べる。
服が買いたいなら服を買う。
そうやってエゴが思う通りに行動する。
するとエゴは一時的に落ち着く。
ただ、下手をするとエゴが肥大していく可能性もあるので、依存症に注意しながらエゴの思いを叶えていく。
たとえば一般に「人を殺したい」「麻薬をやってみたい」というエゴは叶えないほうがいいし、「ケーキが食べたい」というような欲求であればクリアリングするより叶えたほうが早い。
そこは「程度問題」で考える。
けれども1日にケーキを10個も20個も食べたいようなら、少し見直したほうがいいかもしれない。
しかし、じぶんがどんどん苦しくなっていくようでなければ、誰が何を言おうとエゴの思いを叶えてもよい。
うまくいけば、徐々にエゴも落ち着いてくるし、けっきょく叶えたかったのはエゴの欲求じゃないんだと、ハラの底から気づいてくるだろう。
そうやって、エゴを「抱えていける質・量」にしていく。
その点は、2の「クリアリング」と同じだ。
まとめ
というわけでハラ生き的エゴの対処法3選は…
1:認める、無視する、抱えていく
2:クリアリングする
3:エゴの願いを叶えてあげる
ということになる。
悩みや「シンドイ感情」に困らされるときは、この視点から行動を決めていけば間違いないと思う。
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ちなみに以前に撮影したもので、あまりまとまっていないが参考になると思うので、よかったら動画も見てみてください。
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