以前に助産師さんから、めちゃめちゃ面白い話を聞いた。
「”経験人数”が多い人は、どうも難産のことが多いですねぇ」
クライアントさんだった助産師さんが言った。
「えっ、ヤリマンだと難産になるんですか?」
「まぁ、そういうことになりますね。初産でも、”ダンナさんが初めて”なんて人は比較的、安産になりますよ」
ぼくは、その話を聞いてインナーマッスル的な観点から、すごく合点がいった。
この筋肉をちゃんと動かすことができると、幸せになり健康になり、自分らしく愉しく幸せに生きられる、というのがハラ生き道の考え方です。
それでイラストを見てもらうと、お腹の真ん中に横線が入っていますね。
これが横隔膜です。
それで横隔膜をふくむ「おなかの内側の筋肉」が「ちゃんと締まっている状態」だと健康である、ぼくは定義しているのです。
では、どうしたら、「おなかの内側の筋肉」は「ちゃんと締まった状態」を保つことができるのか。
それは
「本音で生きること」
「じぶんを大切にすること」
「からだを丁寧に使うこと」
「チャレンジして生きること」
などです。
なかなか一言では表せませんが、なんとか言葉にまとめるとそういうことなのです。
ですから逆に
「じぶんを偽ること」
「したくもないことを我慢してやること」
「じぶんを雑に扱うこと」
「からだを粗雑に動かすこと」
などをしていると、「おなかの内側の筋肉」の締まりがなくなり、ダルダルになってしまいます。
そして「ヤリマン」というのは、じぶんを大切にしていないことが多いのです。
誰彼かまわずセックスをする。
セックスに依存する。
やけくそでセックスをする。
そこには「傷ついた自分を見たくない」と言わんばかりに、ただただ刺激を求める姿が垣間見えます。
そうすると、どんどん「ほんらいの自分」から乖離してきて、「おなかの内側の筋肉」もダルダルになってしまうわけです。
すると、どうなるか。
「おなかの内側の筋肉」がダルダルだということは「腹腔内圧が低い」ということになります。
「腹腔内圧が低い」ということは、「排出力」が低いということになります。
すると、まず便秘になりますね。
「内側から押し出す力がない」ので、ウンコも排出されないわけです。
そして。
大事な出産ということになっても、「押し出す力」がないので、難産になってしまう、ということになるのです。
で、そういう「おなかの力」がないことを「ハラが据わっていない」と言います。
「おなかの力」は「腹筋の力」とかではないのです。
あの6つに割れる腹筋。
あれは、「おなかの”外側”の筋肉」です。
6つに割れる腹筋は、あまり「おなかの力」と関係がないと考えています。
外側の筋肉は固めずに柔らかいほうがよいのです。
「ハラが立つ」と言いますが、それは「腹筋が硬くなる」ということなのです。
そして「腹筋が硬い」と、これまた難産になるそうです。
腹筋が硬くて伸びが悪いと、妊娠時に腹筋がおかしくなり難産決定なのだそうです。
ということは「ハラが立つ状態」、つまり「怒り」をため込んだままだと腹筋が硬くなり、難産になりやすいということです。
すこし話がそれてしまいましたが、安産に大切なのは、
「おなかの内側の筋肉がきちんと締まっていること」
「おなかの外側の筋肉が、ゆるんでいこと」
です。
そのために大切なことは
「本音で生きること」
「じぶんを大切にすること」
「からだを丁寧に使うこと」
「チャレンジして生きること」
で、