遠く離れたあの人の
幸せを願い今日もまた
祈りを天に捧げよう
たとい憎まれようとも
たとい誤解されようとも
一縷のつながりを信じて
勘違いとすれ違いと わずかな間違いとを
ぜんぶ抱えながら
ぜんぶ、ゆるしながら。
「これでよかったのかな」と振り返ることでさえ、
物語の一幕になっていく
悔悟も懺悔も、すべて流されて
ゆるされる、ゆるされる、ゆるされる
たとい伝わらなくとも
たとい誰に届かなくとも
<祈り>
がそこにあるかぎり
時空を超えてゆるしの波がひろがっていく