昨日ね、嫁さんと

「指相撲」

をしていました。

なかなか敵もさるもの、強豪なのです。

 

しかしそこでふと

「からだの軸」

を思い出し、ふっと呼吸を調えました。

すると面白いことに親指がスッと攻めてくる瞬間が読めるのです。

相手のリキみ、攻めてくる瞬間、よけ方などが、

「よーーーーく観える」。

 

それで指相撲はずいぶん有利になりました。

 

そう「平常心(びょうじょうしん)」の最大の利点というのは

「よく観える」

ことなのです。

 

冷静に、落ち着いて、よく観える。

よくゾーンに入った野球選手が

「ボールが止まって見えた」

なんて言いますが、それも呼吸の深まりとともに、

「平常心」

の状態に入ったということですね。

 

 

そう「平常心」というのは

「よく観える」

ということなのです。

 

しかし我々は、ふだんから呼吸が浅いし「焦って」いるので、ぜんぜん「観えて」いません。

目に見えるものだけを見、一喜一憂しています。

 

この状態を仏教では

「無明」

というそうです。

盲目のまま、ブラインドのまま生きている。

 

そこから、物事を「観る」ために

「刮目(かつもく)」

する必要があります。

 

 

それは

「この世界は幻想であると看破する」

ことです。

 

世界というのは二重構造になっています。

カンタンに言うと

「内側・奥」「外側・表面」

があるわけです。
(この言い方は本当は語弊がありますが…)

 

 

苦しみが多い「無明」というのは、この「外側・表面」しか見ることができずに、その波に飲まれ一喜一憂するということです。

 

その幻想妄想の奥に、

「真の世界」

があるわけです。

これを「天地由来の世界」とでも呼びましょう。

 

 

ふつう、ぼくらが「世界」と呼んでいるのは

「人間由来の世界」

です。

 

人間がつくった「観念」のなかに生きているのです。

それが「苦しみ」の原因なのです。

 

 

「観念の世界」から抜け出せないうちは、

その人間由来の世界で

「うまくいく」

ということを目指します。

 

それは

「こうならないように」と行動したり

「失敗しないように」という計算をしたり、

という「我」の世界なのです。

 

 

ハラ生き道というのは、そういう「我」の世界で「うまくいく」ことを目指すのではなく、その「人間由来の我の世界」から

 

「天地由来の無為自然の世界」

 

へとシフトすることなのです。

 

ちょっと分かりにくいと思うので、

この世界を

「ディズニーランド」

にたとえてみます。

 

 

ディズニーランドは幻想<ファンタジ―>の世界です。

誰しも、それを分かっています。

 

ミッキーが動いているとは思っていない。

「中の人」が誰か、気になる。

 

けれど、それは「言っちゃいけないお約束」なんです。

それを「共同幻想」と言います。

 

みんなで世界観を創っているわけです。

「中の人」がどんなオッサンかも分からないのに、着ぐるみにハグしてもらったりするわけです。

 

そういう「ちょっと異常」な世界が「ディズニーランド」。

その異常さを愉しむのもまた、「ディズニーランド」です。

 

 

でも、その世界観に

「本当に入り込んでしまった」らヤバいですよね。

 

本当にミッキーがいると思ったり、

世界に1匹しかいないと信じたり、

じぶんがプリンセスだと思ったり、

3歳児なら分かりますが、オトナでそんな状態だったら精神異常です。

 

ディズニーランドを

「分からずに楽しむ」

のはおかしなことです。

 

正常なのは

「分かって楽しむ」。

 

 

「幻想だ」とニヒルになることなく、

「わー、よくできた世界観~♪」

と「ノッてあげる」のがオトナです。

 

ディズニーランドではプリンセス気分でも家に帰れば普通のOL。

それが通常ですよね。

 

 

さて振り返って、この現実を観てみますと、

そこに「人間がつくった」ファンタジーがあるわけです。

 

「お金がないと生きていけない」とか

「学校に行かないといけない」とか

「デカい仕事をするとえらい」とか

独特の世界観があります。

 

これを

「ヒューマンランド」

とでも呼びましょうか。

 

 

そして、この「他人が作った世界観(ヒューマンランド)」

どっぷりとハマってしまうこと。

 

それが

「無明」であり「苦しみ」

です。

 

 

しかしなぜ、

ヒューマンランドの世界観、

ヒューマンランドの観念から抜け出せなくなるのでしょうか?

 

 

それは

「身体が反射してしまう」

からです。

 

「お金がなくて不安…」と身体が縮こまる。

「〇〇さんに嫌われたかも」と胸が硬くなる。

「つまらない仕事をしている」と腰が抜ける。

「この先どうしよう…」とアタマが痛くなる。

 

そうやっていちいち

「起きたことに身体が反応する」

ので、

「この世界は【ホントウ】である」

と錯覚し、かつ錯覚を強化してしまうのです。

 

 

ということはですよ、逆に

「世界の出来事に反応しない身体」

を作っていけば、

「あれ、この世界って幻想かも?」

というふうに、だんだん気づいてくるのです。

「反応してもしなくても、あまり結果は変わらないな」

そういうことが「観えて」これば、どんどんラクになっていくということなのです。

 

だからこそ

「平常心(びょうじょうしん)」

が大事なわけです。

 

そして、そのために

「からだの軸」

が必要になってくるということです。

 

「からだの軸」ができることで

「アース力」
「スルー力」

を高める。

これが

「世界に反応・反射しない身体」

です。

すると、だんだん「観る力」がついてきて、

今度は

「世界と共鳴・共振する力」

が高まってきます。

「反射」と「共鳴」の違いは言葉では説明しにくいところですが、ハラ生き道のボディワークをすれば分かります。

 

あえて言葉で言うなら

「焦ってビビって対処する」のと

「落ち着いて、淡々と対応する」

という違いになるんでしょうか。

 

さて、貴方はモノゴトに対して

「落ち着いて、淡々と対応」していますか?

「焦ってビビって対処」していますか?

 

幻想の世界で一喜一憂することをやめ、

悠々と「天地由来の無為の世界」を遊ぶ。

 

ぼくも「新しい世界」が徐々に観えてきたところですが、ぼくなりに体験したところまでお伝えしていきたいと思います。

 

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