「整体講座やらないの?」
ってお声はたまにいただくんです。
けれども、
「整体は不要」として整体をやめた人間として、「整体師を増やす」という矛盾した活動はしたくなかったので、これまでやってきませんでした。
しかし、先月くらいから母が腱鞘炎になり、痛がっていたのです。
我慢強い人なので、あまり言わないでいたらしいのですが、ビンの蓋が開けられない、仕事のときにペンで字を書くと痛いと言っていました。
そこで、整体をしました。
すると、週に1回の施術(15分くらい)のペースでで3回施術したところ、かなり改善してきたとのこと。
動作などを見ても、7割がたは改善している感じです。
ペンやビンの蓋も大丈夫だと言っていました。
そのときに使ったのが「快息整体法」です。
これはハラ生き道が創始された当初からある「快息メソッド」というものを施術に応用したものです。
ぼくはね、「整体」じたいが嫌いなわけじゃない。
「変な教育をして整体に通わせる」
という行為が嫌いなんです。
そりゃ「メンテ客」がいれば経営は安定しますがね、「メンテナンスに通う」という行為のせいで痛みが減らない人もいるんです。
人によっては毎月通っていて、「施術の日が近づいてくると意識してしまい、痛みやコリが発生する」という人もいました。
もちろん、その逆もあって、「いつも痛いんだけど、当日来院してみると痛みがなくなってしまう」という人もいました。
つまり「通院ペース」というものじたいが、痛みに影響しているのです。
しかし一般には、そういうことを考えずに
「1か月に1回は来たほうがいい」
「また歪むから2週間に1度は整体しましょう」
「”戻ってしまう”から2日おきに施術しましょう」
と整体師側が伝えたりするので、クライアントは「依存」していくわけです。
これは「ウソ」じゃないんですよ。
だから詐欺じゃない。
けれども、違う「教育」つまり言葉がけをすれば、そうじゃないことも「事実」になるんです。
「あとはセルフケアで充分です」とか
「もう来なくて大丈夫です」とか
「今日の施術からもっとよくなります」
と言えば、それが事実になる。
実際、母が言っていたが、施術直後よりも3、4日してからのほうが調子がいいそうだ。
つまり整体師とクライアントというのは信頼関係があるので、
「言ったことが事実になる」
側面がかなりあるのです。
となると、整体師側はどうしても「自院が得をする」ほうを選択しがちです。
「整体そのもの」に生活がかかっているとなおさらです。
ぼくは母にまだまだ元気でいてほしいから
「60代ってのは自然治癒力があるから、まだまだ元気になれる」
と洗脳する。
でも「もう60代なんだから、そろそろケアのために毎週、整体うけたほうがいいよ」と洗脳すれば、そういう身体になってしまう。
前者を選ぶと「食い扶持」が減ってしまうもんだから、
「通わないと悪くなる」
という方向で教育(洗脳)していくほうがお得なのです。
しかし、実際には「通わなくていいケース」がほとんどなんじゃないかと思う。
事実、整体に毎週通っていた方に「快息メソッド」を教えたら、すぐに
「通うのが2,3週間に一度でよくなった」
とおっしゃっていました。
しかも悲しいかな、「毎週通っていた」のは「保険が使えるから」だそうです。
しかし保険は急性の怪我にしか使えません。
毎週通うような慢性腰痛は保険が適用されないのです。
つまり、そこの先生が「肩こりや腰痛」を「怪我」として違法な申請をしているのです。
こんな現実について、どう思いますか?
ぼくは、そういうのがなくなったらいいなぁと考えています。
話がすこし逸れてしまいましたが、ぼくはやはり
「じぶんで健康を保てる人」を増やしたい。
だから、なるべく整体院も整体師も減らしたい。
そもそも、整体院の数はどんどん増えて今やコンビニの2倍以上もあるのに、日本の腰痛は減る様子はない。
つまり整体院が増えても整体師が増えても、腰痛は減らないと考えます。
ただし「整体に価値がない」とは思っていないのです。
急なギックリ腰、急性期の痛み、セルフケアではなんともならない症状などには「一時的に整体が必要だ」と考えています。
その後、なるべく少ない回数で「卒業」したのち、なるべく整体に行かなくてもよくなれば、それがベストなんじゃないかと思っています。
そこで思いついたのが、今回の講座です。
今回の「快息整体法マスター養成講座」では、
・まずは自分の痛みやコリを軽減する方法を学びます。
・それから、同じ原理を用いて、他人の痛みやコリを軽減する方法を学びます
・ただし、詳しい解剖学の知識をお伝えするものではございません
・1日で整体師になれる!というわけでもありません。
・あくまで「健康の原理」「痛みを取る原理」を学び、それを活かしていこうという講座です。
とくにお伝えしたいのは「快」という感覚です。
この講座のタイトルを「快感覚スペシャリスト養成講座」にしようかと思ったくらいです。
(訳わかんないので辞めましたが)
この「快の感覚」というのが、ものすごく心身を変革していくのです。
ハッキリ言って、小難しいことなど要らない。
「快の感覚」を極めていけば、心身もろもろ変わっていくと感じています。
「快」は心身をひらいてくれます。
「快」で心身がよくなることが伝わっていけば、整体院も整体師も、痛みで悩む人も減るはずだ!と考えています。
このあたりに共感してくれる方は、ぜひ今回の講座にお越しください。
難しいことはやりません。
難しいことは要りません。
「必要な知識」を身につけ、淡々と実践すれば結果が出ます。
「快息整体法」では、「ある方法」により施術中からクライアントの自立を促すことができます。
整体だけど整体じゃない。
不思議な「快息整体法」をぜひ試してみてください。
快息整体法マスター養成講座@東京
日時 3月24日(火)10:00~16:00
場所 金町地区センター
受講料 19,800円(税込) オンライン道場生の方 14,800円(税込)
人数 6人まで
申込方法 こちらのフォームよりお申込みください