昨日は「和の礼儀作法インストラクター体験説明会」

すごい熱気で、窓が曇った。

 

 

参加者さんと、からだを動かしながら

「調和の世界」

を体験してもらう。

笑顔がこぼれる。

しかしセミナー会場というのは

ある意味「魔境」的なところがあって、「シャバ」はもっと厳しい。

 

セミナー会場でワイワイするだけでなく

「この泥臭い世界」

のなかでガツンとやっていけるハラを育てていく必要がある。

ウチワで価値観を共有するだけではつまらない。

「港」を見つけたら、次は冒険だ。

 

 

どこか、どうしようもない力で

「和」

の世界に導かれていく。

 

何が大きなものがうごめているのを感じる。

昨日お会いした方はハラや腸や発酵や食など、

とにかく多岐に渡ってものすごい知識をお持ちでめちゃくちゃ勉強になった。

 

そして「編集者」でもいらっしゃると。

僕の中で「編集者」と言えば亡き父なのだ。

 

モノゴコロついたときには父は

学習参考書の出版社で「編集長」をやっていた。

 

このタイミングで「出版」に関わる方と、ものすごく交流が増えてきた。

 

本を出したら、真っ先に親父に報告しよう。

 

それから「世界に出る」ということ。

 

昨日もアドバイスいただいたが、少なくとも「世界を観ながら」仕事をするということ。

 

その「意識」が徐々に現実になっていく。

 

結局は「つもり」というのが大事なんだと思う。

 

「どういう心算(つもり)でやっているのか」

 

このブログだって、

「どういうつもりなのか」

で、ぜんぜん価値が変わってしまう。

 

セミナーに集客するため、なのか。
つまり、お金を稼ぐため、なのか。

誰かに喜んでもらうためなのか。

ホッとしてもらうためなのか。

伝えたいことがあるのか。

 

「どういうつもりでやっているのか」

それが何より大事だと実感する。

 

その意味では

「和の身体文化の復興」

というミッションに出会ってから、すっかり

「意識」

が変わってしまった。

 

以前は、

「こころが辛い人」や

「悩みのある人」が

「ラクになること」

を書こうなんて思っていた。

 

 

今はビジョンがある。

だから、

「日本文化に通じ、世界に影響を与えたい人」

に向けて書いている。

 

だからといって

「個々の悩み」

がどうでもいいと言いたいわけじゃない。

「こころのブロック解放」

も大事だと思う。

 

大事だと思うからこその「ビジョン」なのだ。

 

結局、じぶんのハラにある

「ビジョン」

につながっていくことがハラ生きなのです。

 

そしたら「個々の悩み」は減っていくのです。

それは「悩みを解消する時間」を減らす、ということであり、

「悩み」にフォーカスする時間を減らすということです。

 

難病にかかったおじいさんが、難病にかかったおばあさんの治療のために東奔西走していたら、じぶんの病気が治ってしまった

という話があるけれども、そういうことなのです。

 

地球規模で考えることが、

けっきょく「悩み」をいちばん減らしてくれるのです。

 

だから悩みの深い人ほど

「大きな視点」

を持つといい。

 

じぶんの課題より家族。

家族よりもコミュニティ。

コミュニティよりも国。

日本よりも世界の課題に目を向ける。

 

それは「べき論」ではなく、そうやって

「我を忘れる」ことが、もっとも幸せに通ずるから。

 

じぶん自身ばかり見ているうちは苦しい。

 

じぶんがラクになったら、他人をという考え方もあるけれども、その逆もまた真なりだ。

 

そして声高に叫ぶのではなく

「それに対して自分は具体的に何ができるのか」

を問うていく。

 

その「今できること」は、興味があり、愉しくできること。

そこに役割が見えてくる。

 

かならずあなたは世界のなかで

「役割」

を果たす。

 

「目立つ/目立たない」の違いはあるけれども、それも「役割」のひとつだ。

 

「地球の歯車」になる。

 

それは「仕合わせ」に乗っていくということなのです。

 

「日本のこと」「和のこと」

「からだのこと」「ことばのこと」

に興味がある人は、きっと僕の近くの「歯車」なんでしょう。

 

早晩、絡むことになっていくと思います。

 

大きな歯車、小さな歯車、いろいろあります。

 

しかし小さな歯車がなければ大きな歯車も回らない。

 

そこに優劣はないのです。

じぶんにあった「回り方」を探す。

これは「人生を舞う」ということです。

 

その「美しさ」を湛えるのが

「和の礼儀作法」

なのです。

 

ピンときた人は、ぜひ

「流れ」

に乗ってしまってください。

止められない潮流に、最大の幸福がひそんでいるでしょう。

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