さて今日は、
「無意識の前提を変えていく方法」
です。
このね、「無意識の前提」が大事なわけですよ。
無意識の奥のほうで、じぶんを認めていますか？
無意識に、潜在的に、じぶんを責めていませんか？
自分のいのちが「ここ」にあることを、大前提として「認めて」いますか？
ぼくの答えは、
「ＮＯ」
です。
これを「できている」と言う人は欺瞞であり、傲慢だと思います。
「じぶんを受け入れる」というのは、言葉でいうのはカンタンですが、要は「悟り」のことです。
これが出来ていれば、何が起こっても悩まないはずですが、人は何かに悩んだり不安になったりしますよね。
「今うまくいっているから悩みはない」という人はいるかもしれない。
けれども、ちゃんと今後のために資産形成をしたりして、基本は「不安」で動いている。
ぼくは、「完全にじぶんを受け入れ切った人」に出会ったことがない。
だから誰しもが、心の奥で
「じぶんを責め、ゆるせずに、ダメだと思っている」
のです。
もちろん程度の差はありますよ。
もう死ぬほど自分を責めている人もいるし、
奥のほうでちょっと責めていることもある。
で、その程度が分からないわけなんですよ。
なぜなら「潜在意識（の前提）は見えない」から。
それで「見えないから修正しようがない」と思ってしまい、
「いつものパタン」
にハマってしまうんですよね。
ほんじゃコレ、どうしたら「いつものパタン」から抜け出せるのって話なんです。
これはいくつか方法があります。
今日は３つの方法を紹介しますね。
１：ことばを観察する。
じぶんの発した言葉をよくよく観察してみてください。
失敗したときに「やっぱりね」という言葉を発したり、
心の中でつぶやいたりしていませんか？
これは「失敗することが前提」というのを表しています。
逆に成功したときに「ほーら、やっぱりね」と感じるのは
「うまくいくことが前提」になっているのです。
「どうせ」なんかも前提を表すことばですね。
このように「言葉」を観察することで、潜在意識の前提が「見える化」してきます。
２：周りの人を観察する
たとえばパートナーは、じぶんを責める人ですか？
「旦那の自己肯定感が低くて困る」
なんて話を聞いたりしますが、これは、まさに「じぶんの状態」を表しています。
周りの人が自己否定が強い場合、それはじぶんの前提として「じぶんはダメだ」というのを持っています。
周りに嫌な人が多い場合、それはじぶんが嫌な人なのです。
逆に素敵な人にばかり囲まれているのなら、それは
じぶんが素敵な人なのです。
「同じ周波数の人が集まる」性質を利用して、周りの人を観察してみれば、じぶんの「潜在意識の前提」が見えてきます。
３：からだを観察する
これは、じぶんのからだの緊張を見つけていくということです。
ふだん、肩に力が入っていませんか？
顎をかみしめていませんか？
前腕やスネがリキんでいませんか？
腰に力を込めていませんか？
ぜひ今、この場でチェックしてみてください。
よーーーーーく観察して。
首に緊張はないか？
ハラを固めていないか？
緊張が見つかったのなら、それは基本的に
「自己否定と恐怖」
から来ています。
「こうなったら嫌だ」
「こうならないように」
「これだけは避けない」
というふうに緊張している。
それが全部、からだに出ます。
だから、からだを観れば「潜在意識」が見えてくるのです。
そして、無意識の緊張に気づき（意識化し）、緊張を解消していけば、
「潜在意識の前提」
も変化してくるのです。
「うまくやらなきゃ」が
「うまくいくに決まってる」に変わってくる。
「愛されたい！」が
「愛されてるに決まってる」に変わってくる。
いま、この言葉を口にしてみてください。
「うまくいくに決まっている」
「愛されているに決まっている」
「成功するに決まっている」
これで、からだが抵抗して緊張してくる場合、この反対の前提を持っています。
そしたらね、その緊張を消していくんです。
呼吸法でもいいし、イメージ法でもいいし、タッピングでもいいし、
「気づき」
さえ起これば、徐々に緊張は消していけます。
なぜなら
「不要な緊張はすべて勘違い」
だから。
勘違いって、気づけば変わるじゃない？
だからこそ
「からだを観察して、ゆるめていくこと」
が大事なんだよね。
単なる健康法でやってるわけじゃない、
からだを進化させていくのは、意識を進化させることなんだ。
ぜひ、「からだからのアプローチ」を試してみてほしいな♪
